ここでは幹細胞化粧品の種類と選び方、おすすめの植物由来幹細胞化粧品などを紹介しています。
植物由来は植物の幹細胞を人工培養して増やし、その細胞から抽出したエキスを利用したものです。
植物由来の幹細胞の特徴は抽出や培養が簡単で低コストという特徴があります。また動物由来の幹細胞と比べてウイルスや感染症の恐れありません。ただ、化粧品として使用する際、植物とヒトでは細胞構造が異なるので、肌細胞が活性化するかは付けてみないとわからないともいわれています。
ヒト由来は幹細胞を培養する際に分泌される培養液を利用したものです。培養液には成長因子(グロースファクター)が含まれており、これが肌にある幹細胞を活性化させます。
成長因子は肌の表皮幹細胞と形が合うため高い効果が期待できるとともに、副作用やアレルギーの恐れが少ないとされています。ただ、大量生産が難しいため、価格が高めです。
ヒト由来幹細胞培養液に含まれる成長因子は、人間の幹細胞から出たもので、人間の細胞の形をしています。細胞の表面には鍵穴のようなレセプターがあり、その鍵穴にピッタリ合う鍵(リガント)が結びついて細胞の活性化が始まります。ヒト由来幹細胞がまさにリガントとなっているため、肌の細胞が信号を受け活発に働き始めるのです。植物性由来のものだと比較的安価で入手可能ですが、わかりやすく効果が期待できるのはヒト由来のものです。
日本では幹細胞の培養は許可制になっているため、技術・安全・衛生面で高層労働省から認可された『特性細胞加工製造許可施設』でしか製造できません。このように、効果面や安全性の面で見ても総合的にヒト由来がおすすめです。
AGEST(エイジスト)ステムエッセンス(植物幹細胞エキス配合美容液)
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※価格は2021年10月の情報です |
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アルガン幹細胞エキス・アルペンローゼ幹細胞・エキスカミツレ幹細胞エキス、これら3種類の植物由来幹細胞エキスが配合されています。
真皮幹細胞の成長・増殖を助けたり、皮膚幹細胞に栄養を与え活性化させたり、美容と健康に役立つ成分が含まれています。肌にみずみずしさとハリを与えてくれる期待が大きいです。
幹細胞化粧品の使用のタイミングは製品によって異なり、洗顔後最初に使うものもあれば化粧水などで肌を整えてから塗布するものもあります。より効果を高めるには、製品の手順に沿って確実に塗布しましょう。
幹細胞化粧品、特にヒト由来の幹細胞化粧品は1ヶ月分で数万円もするなど高価なものです。そのため、つい節約して塗布する方もいます。それだと十分な効果が得られないことも多いです。と不良をしっかり確認して適量を使用することが大切です。
幹細胞化粧品そのものは高い美肌効果が期待できます。ただ、肌の状態も人それぞれ異なりますから、場合によってはさらに保湿が必要になることも。そのため、肌の状態に合わせて他の化粧品と併用するのも効果を高める一つの方法になります。
植物由来幹細胞化粧品はコストも比較的抑えられており、製品によっては自分に合っているものもあります。いろいろ試してみて自分に合ったものを見つけましょう。
ただ管理人的には、せっかく使用するなら一般的に効果が高いと言われるヒト由来をおすすめしたいところです。特にCellre;(セルリー)は美容クリニック並みの効果が期待できると言われるので、試してみてもいいでしょう。